今では身近なものに!?時短で効果大の低酸素トレーニングを紹介!
ここ数年で注目されている「低酸素トレーニング」というトレーニング方法をご存知でしょうか?以前はトップアスリートのみが実践していたのですが、ここ最近で身近なトレーニング方法となってきています。 この記事ではそんな低酸素トレーニングにについて紹介していきたいと思います。
低酸素トレーニングとは?効果は一体?
低酸素トレーニングとは酸素の量が少ない、低酸素環境で行うトレーニング方法です。なぜ低酸素でトレーニングを行うのかというと、酸素が少ない環境では人間の体が自動的に酸素を取り入れようと換気量が増えます。
そして心拍数が増加し、呼吸筋や心臓のポンプ機能が鍛えられるというのが第一の効果です。酸素が少ない中でも効率的に酸素を使う様に体が適応していくのです。脂肪や糖質もエネルギーとして活用する能力が鍛えられ、省エネな体づくりができる様になるのです。
脂肪が代謝されるので、食欲が抑えられ少ない食事でも満足できる様になりダイエットにも効果があります。この他にもやり方によっては、脂肪燃焼ダイエット、疲れにくい体づくり、美肌効果が見込めるそうで現在注目を集めているトレーニング方法となっています。
低酸素トレーニングにデメリットはある?
メリットばかり挙げてきましたが、低酸素トレーニングにもデメリットはあります。高地では気圧と気温が低下するため、身体的負担がかなり大きくなります。
そのため、体が適応するまではトレーニングメニューをしっかりと配慮しなければ健康面、安全面ともに悪影響が及んでしまいます。
他にも高地でトレーニングするには大金が必要であったり、時間がかかってしまうというデメリットがあります。
しかし、これらは実際に高地で低酸素トレーニングを行った際のデメリットです。
近年ではマスクをしたトレーニングを行う人も多い
60 および 80% の速度のマスクありとマスクなしの結果を比較すると、 本実験の結果は両速度とも酸素摂取量および心拍数に変化はみられなかったが、マスクを使用すると換気量と呼吸数が有意に低下し一回換気量が有意に増加した結果もあり、海外ではコロナ禍になって更にマスクをつけたトレーニングが流行っているのも事実。
マスクでトレーニングする最大のメリットは?
マスクなどの吸気抵抗を用いたトレーニングをした場合、息を吸う力が強くなったり、最大換気量が増えるので、呼吸筋が疲れにくくなります。
結果的に、呼吸筋と骨格筋の間での血流の争奪が起こりづらくなるので、持久力アップにつながると考えられます。
メリットとデメリットを理解して行うことが必要
・マスクをつけたトレーニングは、しっかり負荷をかけた上で行うと呼吸機能の改善がある
・ただし、肉体的にも心理的にも負荷が強くなるので、そもそもトレーニングの質が落ちてしまい、結果思ったよりもトレーニング効果が得られない恐れもあり。
・呼吸筋トレーニングと持久力トレーニングを分けて行うほうが、確実に効果は得られそう
上記のようにメリットもあればデメリットも存在するので、理解して行うことが必要というわけです。
低酸素トレーニングのやり方
アスリート達では持久力アップが見込めるということでマラソン選手達が取り入れているトレーニングなのですが、実際に行うには高地へ赴き酸素が実際に薄い環境でトレーニングをしなければいけないということで一般の方では中々実践することができません。
しかし、近年では低酸素トレーニングが実践できるジムが登場しており手軽に実践できる様になってきました。以下では低酸素トレーニングが利用できるジムを紹介します。
ハイアルチ
ハイアルチ(ハイアルチテュード=高地環境)は、標高2500mの高地環境を空間内に再現し、酸素濃度が低い高地環境で、カラダを細胞からきたえる効率・効果重視型の画期的なフィットネスです。
空間まるごとを高地の環境にしており、酸素・二酸化炭素が管理され、気圧は変わらないので安全な空間で低酸素トレーニングが行えます。
ハイアルチの公式HPによると、30分で2時間の運動効果を実現できるということで少ない時間でも効果が期待できるとしています。
全国的に展開しているのでお近くにある方は一度体験してみてはいかがでしょうか?
ASICS Sports Complex TOKYO BAY
「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」では短時間で高い効果が期待できる低酸素環境下で、ヨガやダンス、トレーニングなどの多彩なスタジオプログラムを展開しており気軽に低酸素トレーニングができるジムです。
低酸素トレーニング以外にもパーソナルトレーニングやボディケアなどメニューが豊富なのでダイエットや体づくりをしたいという方にはオススメなジムです。
Webでは初回体験を予約することができるので、都内やお近くにお住まいの方は一度体験してみてはいかがでしょうか?
ASICS Sports Complex TOKYO BAY公式サイト
まとめ
今話題の低酸素トレーニングは自担で効率的にトレーニングすることができ、ダイエットにも向いているトレーニング方法です。科学技術の発展により、低酸素の環境を作ることが可能となり酸素の薄い高地に行かなくても可能になりました。
今回紹介したジムが以外にも低酸素トレーニングを実施しているジムもあるので探してみるのも良いでしょう。今後技術の発展によっては自宅でも低酸素の環境を再現できる様になるかもしれませんね。