夏本番に向けて「むくみ」のないスッキリボディを!
この時期は特に「むくみ」が気になる季節です。 そもそもなぜむくみは起きるのでしょうか? そして、その解決法は? 今回はむくみについて解説していただきます。(編集部)
むくみとは?
梅雨時期になると身体がむくんだり、ダルかったりと体調が優れない方も多いのではないでしょうか? この時期に気になるのが「むくんだ体」。湿度が高くなると、身体の水分代謝が滞りやすくなり「むくみ」を引き起こしやすくなります。 私たちの体の約60%は水分から成り立っており、この水分は血管やリンパ管を通じて私たちの全身を巡っています。これが、なんらかの原因で水分代謝が滞り、余分な水分や老廃物を体内に溜め込んでしまっている状態を「むくみ」といいます。 むくみの原因は、アルコールや塩分のとり過ぎ、冷え、運動不足など様々です。特に女性は男性よりも、筋肉量が少なく皮下脂肪が多いため代謝が悪くなりやすく、暑い季節でも冷えやすく血行が滞りむくみがちな方が多いのです。 特に「冷え」がある方は、血行やリンパの流れが滞りむくみやすい体質といえます。まずは普段から冷めたい物を控えたり、湯船に浸かる、軽い運動やマッサージをするなど、冷えない生活習慣を心がけることが大切です。
むくみや下半身太りの原因は塩分!?
足のむくみや下半身太りが気になる方は、食生活の「塩分量」に注目してみましょう。
特に足のむくみは、水分が重力によって足元にたまった状態です。足元の水分代謝が滞ると、血流も悪くなり冷えの原因にも。冷えがおこるとそれを防ごうと脂肪がつき下半身太りへまっしぐら…… そうならない為にも、普段から食事で気をつけて欲しいポイントが「塩分量」です。アルコールを好む方は、濃い味付けを好むため、塩分をとり過ぎている傾向にあります。また、外食やインスタント食品などの加工食品をよく食べる方も要注意です。 「塩分」は醤油やソース、ケチャップ、ドレッシングなど様々な調味料に入っているため、知らず知らずのうちにとり過ぎていることがあります。塩分をとり過ぎると体内のナトリウムの濃度が高くなり、それを薄めようと水分を体内に溜め込もうとして「むくみ」が発生します。 そんな時に、積極的にとり入れて欲しい栄養素が「カリウム」です。カリウムを摂取することで、体内に溜まった水分を排出してくれむくみ改善に役立ちます。カリウムは、野菜や果物、海藻類に多く含まれています。
おすすめのカリウムの取り入れ方は、朝食に手作りの野菜スムージーや野菜スープをとり入れることです。ミキサーにかけたり、煮たりすることで生で食べるよりも沢山の量を摂取することができます。 また、昼食や夕食が外食になりがちな方も、朝食にとる習慣をつけることで継続して摂取することができます。「美は1日してならず」といいますが、この毎日の習慣化が「いつまでも若々しく」につながっていくのです。 野菜、果物、海藻類を普段の食生活で意識して「むくみのないスッキリボディ」を目指していきましょう!!
この記事は、2014年6月20日にメルマガ「健康生活通信」で配信されたものです。 メルマガの登録はコチラ→https://sportsclub.nifty.com/mailmagazine/