アースヨガ日本から世界へ発信! 禅の要素を取り入れたメディテーションヨガプログラム「EARTH YOGA」

12月16日、プライムエデュケーションによって「EARTH YOGA」の体験会が行われました。「EARTH YOGA」は「シンプル&リラックス」がコンセプトの禅や瞑想を取り入れたヨガで、ストレス社会への対応を目的とした、忙しい人たちにも気軽に利用できる新たな心のフィットネスプログラムとなっています。
禅寺での修行体験をきっかけに
まず、「EARTH YOGA」の開発・監修ディレクターである加藤安子さんから、プログラム開発の経緯が語られました。着想のきっかけとなったのは、禅寺での修行。結婚や仕事上のストレスなど、知らず知らずのうちにため込んでいた心身の疲労が、修業を通じて解放されたとうい本人の体験に基づきます。
「禅の三調」をベースに三段階で身体、息、心を整える
毎日の修行を通じて、加藤さんは禅の本質に気づかされます。それは、「調身」、「調息」、「調心」という「禅の三調」と呼ばれる禅の本質となるものもので、身体と息が整うことで初めて心の安らぎが得られるという考え方。このステップをヨガに融合、そこへオリジナルのネイチャーサウンドという要素を掛け合わせることにより「EARTH YOGA」は誕生しました。

身体を整える「調身」
概要の説明に続いて、実際にプログラム体験が行われました。最初のステップは「調身」。ヨガの身体調整法を用いた動瞑想によって、全身の筋肉をほぐし、血行を促進、身体調整を行います。

呼吸を整える「調息」
続いては「調息」。呼吸法で息を深めていき、深瞑想に入ります。呼吸機能が高まることで副交感神経優位となり、姿勢、自律神経が整います。

心を整える「調心」
照明が暗転し、「調心」のステップへ。日本の自然音を取り入れたネイチャーサウンドに包まれながら、インストラクターの穏やかな語り口に導かれ、静瞑想に入ります。身体と息が整うことで初めて得られる心からの安らぎ。「EARTH YOGA」を締めくくるプロセスです。
キーワードは「シンプル&リラックス」
考えることなく、聴いて、観て、すぐにできるシンプルさと、心身共に緊張感から解放されるリラックス効果にこだわって開発された「EARTH YOGA」のプログラム。新たに施行されたストレスチェックの義務化など、社会問題ともなっているメンタルヘルス対策の観点からも今後の動向が注目されます。
