ついに未来はここまで来たか、バーチャルダイエット!
「ダイエットの天敵とは何か?」と問われたら、誰もが答えるだろう、食べることだ、と。好きな食べ物は大体カロリーが多く、ダイエットに向かない食事なことが多い。 だけど、どうしてもあの味が食べたいと思う気持ちは誰にも止められないし、他のカロリーの低い食べ物で満足しようとしても、心も舌も満たされない。 しかし、その悩みを解決するかもしれない未来の装置があるようだ。
≫ ダイエットや健康のために!バーチャルリアリティで、どこまで”食べたつもり”になれるのか? Social Design News【ソーシャル・デザイン 公式サイト】 http://t.co/b0hqwVRysH
— たーぽん (@Tarpon_red2) 2015, 1月 24
リンク先の記事を読んでみると、なんとバーチャルリアリティシステムを利用することで、視覚、嗅覚、触覚、さらに味覚まで騙して食べた気にさせる技術があるようだ。 視覚はまだわかる。テレビでラーメンの番組を見ながら食べるとインスタントの袋ラーメンも若干いつもより美味しく感じるようなモノだろう。今は3D映像もあるので、視覚のリアルさはもう現実と変わらないかもしれない。 触覚もまだ理解できる。コンビニとかでもよく見るこんにゃく麺のラーメンとかは、まさにそれが実現している例と言っても過言ではない。実際の味はラーメンの麺じゃないけれど、あのズルズルすする感触、噛んだときの歯ごたえなどを、ラーメンっぽくすることでラーメン気分を味わえるかもしれない。 嗅覚も可能ではある。これはいわゆる、うなぎ屋さんの換気口から出てくる匂いだけでご飯3杯いけちゃうという奴だ。たしかに理解できるが、自宅でその匂いをどうやって再現できるのかは正直よくわからない。何かすごい技術があるのだろう。 そして最後に味覚。これを人工的に生み出すことができるというのが、自分としてはとてつもない衝撃である。つまり、実際にモノを食べずにその味だけを楽しむ、つまりカロリー0でカツ丼とラーメン、さらにデザートのチョコレートパフェを食べることができることになる。 これには未来を感じざるを得ない。一日でも早く市場に出回るようになって、ダイエットの救世主となって欲しいものだ。 (文・石橋祥太)