ミドリムシは虫じゃありません藻です! ミドリムシダイエット
最近注目されているダイエットサプリにユーグレナというモノが入っている商品が並んでいるのをよく見る。 聞き慣れない名前であるが、このユーグレナは小学校の理科の授業でおなじみのあの生き物だった!
世界的に共通する名前は学名ユーグレナ、和名はミドリムシという生物です。ただ虫ではなく、淡水で育つ藻の一種です。ユーグレナぅ!
— 未来農業ユーグレナ・ファーム (@euglena_farm) 2010, 3月 12
医学的には、ω-3脂肪酸による抗トラウマ効果の他にも、59種類の植物性・動物性栄養素の効率よい摂取、パラミロンという食物繊維状の物質が脂肪分を吸着することによるダイエット効果、同じくパラミロンが持つことが示された大腸がんの予防効果など、ミドリムシは現代人の健康を救う可能性がある。
— 熊野宏昭 (@hikumano1) 2013, 12月 28
そう、ミドリムシである。 ミドリムシは藻の仲間で植物プランクトンの一種で、いわゆるミカヅキモやボルボックスの仲間である。 しかし、なぜその植物プランクトンの中でミドリムシが注目されているかというと、ミドリムシは植物でありながら、動物という性質を持っているためだ。 つまり、ミドリムシ植物と動物のハイブリッド生命体ということなるため、ミドリムシを食べることで植物性栄養と動物性栄養を同時に摂取できる、正に一石二鳥の食べ物なのだ。 筆者も最近抹茶プリンと思って買ったものが実はユーグレナ入りだと知ってちょっと驚いたこともあるほどに身近に浸透しつつあるようだ。 そしてこのままユーグレナが食品に入り続けると、気づいた頃には人間自身もミドリムシのように身体に葉緑素を持って、日光と水だけで生活できるようになり、日照権問題が食糧問題と同レベルまで重要案件になる未来が待っているかもしれない。 文:石橋祥太