現役の伝統工芸士の指導で工芸品を手作りする心のフィットネス「手業のひととき」星野リゾート 界 日光


フリーランスコピーライター。空き時間を見つけては、呼吸と姿勢を意識したウォーキングで無理なくエクササイズ。たまに気の合う仲間とフットサルやバスケットボールも楽しんでいます。
「星野リゾート 界」の各施設されている極上のご当地体験アクティビティ「手業のひととき」をレポート。 宿泊と合わせて、当地で受け継がれてきた伝統技術を現役の職人から指導を受け、実際に体験できるプログラムとなっており、今回訪問した「界 日光」では、日光東照宮の修復に携わる伝統工芸士による日光彩色体験が提供されています。
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地域とのつながりが随所に感じられる宿泊施設「界 日光」
全国に16施設存在する星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」。そのなかのひとつ「界 日光」は、日光二荒山神社中宮祠にもほど近い中禅寺湖畔に立地しています。
「界」にはその地域ならではの文化や伝統をふんだんに取り入れたおもてなしが用意されており、「界 日光」でも館内各所に鹿沼組子や大谷石といった当地の細工や産物が設えられているほか、伝統工芸である「日光下駄」を扱ったご当地楽「日光下駄談義」のアクティビティなども提供されています。







当地の文化を紡ぐ業(わざ)に触れ、旅を一層豊かにする「手業のひととき」
「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と連携し、その希少な技を間近で見たり、一緒に行うことができるご当地文化体験。
地域の職人、作家、生産者とその業(わざ)に触れ、より深く地域の魅力を感じて欲しいという想いで提供されています。

日光東照宮の修復にも携わる伝統工芸士による日光彩色体験
レクチャーしてくれるのは、日光市出身で栃木県指定伝統工芸士の伊原実穂さん。
2018年には国の重要文化財である日光山輪王寺大猷院二天門、及び二天像や栃木県の指定文化財などの修理を完了。日光東照宮をはじめとする国宝、文化財建造物など数多くの修理に携わっています。

今回「手業のひととき」で体験するのは、それぞれが選んだ作品への彩色作業。
配色を考え、日光の社寺に使われているものと同じ絵の具を作り、実際に修復作業に用いる筆を使って色を塗り、自分だけの工芸品を制作します。



何気ない雑談から伝統工芸士の想いや普段の仕事内容を知り、専門的な知識が得られるのもこのアクティビティの魅力。
「文化財には独特の柄がみられるが、角ばっている柄は江戸後期に多く、それ以前は丸みを帯びたものが主流だった」
「着色に使う筆にはそれぞれ個性があり、花を描くとき、龍を描くときなど用途に応じて使い分けている」
「仕上げに塗る岩絵の具の色には今でいうパワーストーンが用いられているものがあり、緑色(緑青)には成功や権力、 青(群青)には魔除けの意味がある」
など、普段は聞くことができない知的好奇心を刺激する話にグイグイ引き込まれてしまいます。

実際に文化財を訪ね、体験を深める
当地の技術に触れたあとは、実際に手業が施された寺社などを訪ねてみることで体験をより深めることが可能。
今回の旅を一層豊かなものにしてくれます。


【手業のひととき】社寺の修復に携わる伝統工芸士と日光彩色体験
期間 2021年4月1日~6月30日の平日
時間 宿泊翌日10:00~12:00
場所 界 日光 施設内
料金 1名 3,850円~(宿泊費別)
定員 1日2組・(1組1~6名)最大8名まで
※事前に宿泊予約(プラン予約)が必要です。
星野リゾート 界 日光
住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠2482-1
0570-073-011
https://kai-ryokan.jp/nikko/