各自のペースでみんなで取り組む！海外でも人気のグループパーソナルトレーニング　オレンジセオリーフィットネス 青葉台

松田　朝九

フリーランスコピーライター。在籍しているスポーツクラブでは、有酸素運動のマシンやプールをメインに利用。最近は、2ビートキックのクロール習得に悪戦苦闘中。

今回訪問したのは、横浜市青葉区青葉台にある、「オレンジセオリーフィットネス 青葉台」。 各自の体力に合わせたた強度で、参加者全員が一体となって取り組むスタイルのグループパーソナルトレーニングが注目を集めています。

心拍数をモニタリングしながら行うグループパーソナルトレーニング

東急青葉台駅から徒歩2分、パルテ青葉台の2Fに立地する「オレンジセオリーフィットネス 青葉台」。
こちらの施設で行われているのは、参加者全員の心拍数をモニタリングしながら行う、アメリカ発の「グループパーソナルトレーニング」。グループトレーニングの一体感と、個々の体力に合わせた理想的な強度での運動の両立ができる点が特長となっています。

世界中で統一された日替わりのトレーニングメニュー

こちらで提供されているのは、スタジオで行う「グループパーソナルトレーニング」のみ。プログラムは1回60分で、1日を通して毎回同じ内容というシンプルさ。
メニューは365日日替わりで、その日により「持久力」、「筋力」、「瞬発力」のいずれか、もしくは「すべてをバランスよく取り入れる」といったテーマが設けられています。内容は当日参加するまで明かされず、世界各地にある約950ヶ所のスタジオでは、同じ日に同じトレーニングが行われています。

ベースとなる3つのエクササイズ

毎回定員があるため、事前に専用のアプリやインターネット、電話での予約が必要。
入館したら、ハートレートセンサーを腕に付け、プログラムの開始となります。
エクササイズは大きく分けて3種類。高強度のインターバルトレーニングを行う「トレッドミル」、効率のよい有酸素運動を行う「ローワー」、ファンクショナルトレーニングを行う「フロア」となっています。
先に「トレッドミル」を行うグループと、先に「ローワー」+「フロア」を行うグループの2つに分かれて行いますが、エクササイズの順番が違うだけで内容や効果は同じです。

目指すのは運動後も脂肪燃焼アップが続くオレンジゾーン

腕に付けたハートレートセンサーから送られた情報は、参加者全員分がリアルタイムでモニターに映し出されるようになっており、自分の数字はもちろん、他人の数字も見ることが可能。あと一歩頑張りたいときの気力を引き出してくれます。

プログラム中、ベースとなるのは最大心拍数の71-83%であるグリーンゾーン。コーチから「プッシュペース」や「オールアウト」の指示が出た際には、最大心拍数の84-91%であるオレンジゾーンを目指します。このオレンジゾーンが合計12分以上キープできると、運動終了後でも最大36時間カロリーが燃焼し続ける 「アフターバーン効果」が得られるようになります。

「アフターバーン効果」は最長で36時間継続するので、週に3～4回のペースでトレーニングすると高い効果が得られるようになるとのこと。

トレーニング後のフォローでモチベーションも向上

60分のプログラムが終わった後は、モニターにサマリーが一覧表示され、コーチからの総評があります。気になる部分がある参加者は、解散後に個別に相談することも可能です。
毎回のワークアウトの結果は、専用のアプリでスマートフォンなどから確認できるほか、メールでも配信され、次回へのモチベーション向上に役立ちます。

楽しく快適に利用できる館内

快適に利用でき、アットホームな雰囲気を感じる館内。事務を担当するスタッフも会員の名前は全員覚えており、本場アメリカでは、会員とスタッフの結びつきを表す「オレンジファミリー」なる言葉もあるほど。
「グループパーソナルトレーニング」の理念が随所に表れています。

みんなの頑張りに刺激されながら、キツくても楽しくワークアウトが進められる「オレンジセオリーフィットネス 青葉台」。ポジティブな空気に満ち、元気がもらえる施設でした！