まだ間に合う! 名残の秋食材で炊き込みごはん!
秋の味覚もそろそろ終わり。なんだか名残惜しいな…と感じる頃ですね。秋食材にさよならする前に、もう一度あれが食べたいと思いませんか? そう、炊き込みご飯! 新米と秋食材の組み合わせはこの時期だけの贅沢品。まだ間に合います! 今夜は駆け込みで炊き込みご飯にしてはいかがでしょうか。
秋刀魚も炊き込み
秋刀魚の塩焼きも十分楽しみましたよね! では、炊き込みごはんで変化球を! 蓋を開けた瞬間、わー!っと歓声があがること間違いなしです。 薄く小麦粉をはたいたサンマをフライパンで焼いて、浸水中のお米の上にのせて炊くだけ。味付けは醤油、塩、生姜がおすすめ。炊きあがったら中骨をとって、青のりをたっぷりかけて混ぜましょう!おかわり必至の炊き込みごはんです。
サツマイモはシンプルな味付けで!
サツマイモの甘みがご飯と相性抜群! 昆布出汁と塩だけで炊くのがオススメ。シンプルな分、素材の味をじっくり楽しめて予想以上に美味です! 米2合に対して塩は小さじ1というのがポイント。昆布出汁を注いで角切りのサツマイモをのせたら、炊飯器で炊くだけです!
オススメ炊き込みご飯のレシピ
定番の鮭ご飯やキノコの炊き込みご飯を楽しんだ方も多いはず。 ならば、秋の締めくくりに少し洋風を取り入れた炊き込みご飯はいかがでしょう? たっぷりのイタリアンパセリとブラックペッパーがいい仕事をしている絶品炊き込みご飯です。
##本文##鮭とキノコのハーブ飯 【材料】4人分 米 2カップ 水 2カップ弱 白ワイン 大さじ2 生鮭 2切れ 塩(鮭下味用) 小さじ1/3 小麦粉 小さじ1 オリーブオイル 小さじ1 舞茸 1パック ★しょうゆ 小さじ2 ★塩 小さじ2/3 ピザ用チーズ 30g イタリアンパセリ 7~8枝 ブラックペッパー 適量 【作り方】 1)米は研いで15~20分ザルにあげて水気をきる。 2)ホーロー鍋や文化鍋等の厚手鍋に(1)の米を入れる。米を計った計量カップに白ワインを入れ、水を注いで合わせて2カップにする。30分~1時間ほど吸水する。 3)鮭は流水で洗ってからキッチンペーパーでふき、塩(鮭下味用)をふる。薄く小麦粉をはたく。 4)フライパンにオリーブオイルをひいて、中火で(3)の鮭を両面焼き、取り出す。(中に火が通らなくてもOK) 5)同じフライパンで舞茸を炒め、ひとつまみの塩をふる。 6)(2)の鍋に★をいれてザッと混ぜ、その上に(5)の舞茸、(4)の鮭の順にのせる。蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして10~12分炊く。 ※炊飯器で炊くときは、普通モードでスイッチオン! 7)蓋をあけてピザ用チーズをのせ、蓋を閉めて10分蒸らす。 8)イタリアンパセリをとブラックペッパーをのせ、全体を混ぜて茶碗に盛る。
名残を惜しみながら楽しむ
季節の移り変わりを楽しむ「走り、旬、名残」という言葉が日本にはあります。盛りの旬を過ぎ、まさに終わりを惜しむ「名残を迎えている秋食材。来年また再会できることを願いながらいただく食材は味わい深いもの。季節の移ろいを食卓で感じながら冬支度に入りたいものです。