寝起きが良くなる食生活とは?
毎朝シャキッと起きることができますか? なかなか起きる事ができないのは、自律神経の乱れ、極度の疲れやストレス、生活リズムの狂いなどの原因に加えて、食生活の乱れが原因であることをご存知でしょうか。 もはや睡眠障害と言える「朝起きれない症候群」にオススメの食材と食生活をお伝えします。
夕食の時間は寝る時間から逆算!
寝る3時間前にご飯を食べない。これは基本中の基本! 遅くまで仕事をしていて夕飯が遅くなったり、夜更かしで小腹が空いて夜食を食べたりしていませんか? 胃袋に食べ物が入っていると身体は消化活動を始めるため、寝ていても熟睡できずに睡眠不足に…。 仕事が遅くなる日は会社の近くでご飯を済ませ、それから帰宅すると良いでしょう。また、夜更かしはつまみ食いの素! できるだけ早く就寝しましょう。
晩酌は早めに済ます!
もちろん、お酒も然り! アルコールの分解には時間がかかるもの。寝る前にお酒を飲むと寝つきがよいからと、晩酌が常習化している方は、ぜひ今日からやめましょう。晩酌は寝る4時間前までに済ませておきましょう!
鉄分不足も寝起きが悪くなる原因!
ストレスもなく、食生活も乱れていない! と思われる方は貧血を疑いましょう。 貧血とは、酸素を運ぶ赤血球が少ない状態のこと。呼吸で取り込んだ酸素は赤血球によって全身に運ばれ、細胞がエネルギーを作る時に使われます。しかし、貧血だと酸素を十分に送れず、エネルギー不足で寝起きが悪くなるという訳です。 赤血球を作るためには鉄を摂取しましょう! お勧めなのは動物性の「ヘム鉄」。赤みのお肉やシジミやアサリなどに多く含まれています。ビタミンCと一緒に摂ると吸収効率があがります!
カルシウムで質の良い眠りをゲット!
寝つきがよくなる栄養素はカルシウム。乳製品や大豆製品を摂ると心身が落ち着くのでよく眠れます。ホットミルクは体もポカポカ温かくなり、眠りを誘うのでオススメです。睡眠の質を良くすると朝の目覚めもよくなるので試してみてくださいね。
良い目覚めと良質の睡眠は並列!
最後にもうひとつ! 寝る時間と起きる時間を意識しましょう。 人はレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)を約1時間30分ごとに繰り返しています。目覚めるのにベストなタイミングは眠りの浅いレム睡眠の時。1時間30分ごとにレム睡眠が来るので、朝6:00に起きるなら、夜10:30か12:00頃に寝ると朝シャキッと起きることができます。 目覚めの良い朝を迎えるには、食生活と生活習慣に少し気をつけることが鍵。もれなく良質の眠りも手にすることができて一石二鳥です!